*ひとつの器ができるまで*


「手作りの陶作品はどんな風に出来上がるのかな?」

いくつもの工程を経て仕上げていく、陶作品の流れをご紹介したいと思います。



・100回ほど土練りをします。実は「土練り3年」と言われるくらい、難しい作業です。

・ろくろで器の形を作っていきます。手の先に神経を集中させて、ゆっくりと、丁寧に。

・ろくろから切り離し次の作業をするために乾燥させます。器の大小で時間はまちまち。

・器がちょうど良いくらいに乾燥したら、ろくろで器の底や側面を削り出していきます。

・事前に作っておいた鳥さんや、ティーカップの取手など、付属品を取付けていきます。

・もう一度乾燥させます。この時点で器の形が全て決まり、作陶作業は終了となります。

・しっかりと乾燥させた後に、陶芸釜の温度を800℃まで上げて「素焼き」焼成します。

・釉薬がきれいにのるように、焼きあがった器の表面をサンドペーパーで滑らかにします。

・釉薬をのせていきます。とても集中力が必要です。じっくりと丁寧に仕上げていきます。

・再度、釜詰めします。1200℃以上で「本焼き」焼成します。釜出しまで2日かかります。

・全ての工程を終え、可愛らしい鳥さん付きのカップが完成です♪

※絵付けの器やボゥル、陶製の鳥さんなど、さまざまなP-worksの陶作品は、このような工程を経て、すべて手作りで作陶されています。

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